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2025-10-25

三国川 栃ノ木沢・コブシ沢

2025.10.25

今シーズンも最終盤… 沢登りタイムが終わってしまう悲しみを感じながら、ゴルオヂ3人でエチゴへ向かう。 

越後の沢はとても好きで毎年足繁く通っているが、今年は朝日に注力しており未だ未訪問だった。 天気が持ちそうな土曜日日帰りで滑り込み越後を狙った。

今回狙うは三国川流域の栃ノ木沢・コブシ沢! ポムチムは三国川流域の沢はほとんど行ったことがないので楽しみだ〜 栃ノ木沢では中ノ岳に詰め上がるコウガイ沢と日向山へ抜けるコブシ沢がポピュラーだが、なかなか渋い沢との情報。 シーズンの締めくくりには持ってこいじゃないかな。

 越後の住人KCも参加予定だったが、風邪をひいてしまったようで不参加。越後の沢なのに、地元民はいないのは残念極まりない。 KCは十字峡までわざわざ見送りに来てくれた笑

10/25 十字峡登山口(6:05)-取水堰堤(7:21)-コブシ沢出合(10:05)-登山道(14:30)-下山(16:20)

沢狂KCは不在となってしまったが、ゴルオヂのモーリー隊長と鶏さんはあのトウヌシ沢で共に闘った仲間だ。越後の沢でもとても頼もしい存在でリラックスして沢に向かった。

取水堰堤 扉までも命がけ
栃ノ木沢はゴルゴルゴルジュ

十字峡から三国川林道を足早に歩き、栃ノ木沢左岸につけられた堰堤管理路へ進む。
序盤は明瞭で、しっかりした階段もあるが、途中から草付きのトラバースの連続となり、普通に悪い。 

栃ノ木沢出合からの遡行記録もあるが、めちゃくちゃ濡れるらしい。 夏場は良いが、10月末ともなるとなるべく濡れたくない。どのみちこの糞巡視経路を行く行かない。

魚止滝を見やると、巡視路の終点となる奥地に築かれた堰堤に到着。 しかし、この堰堤を越えるのが一苦労。
なかなかの絶望感を味わえるので行く人はお楽しみに。

ちなみに隠しダンジョンへ続きそうな扉は半分くらい開くぜ。

堰堤を越えて、いよいよ入渓ッ 少し進むと早速泳ぎの淵。全員ブラメタ武装なので気絶せずになんとか泳ぎ進める。ただ、ブラメタに守護られてない手足の冷えがヤバくて今後は要対策だネ

乾いた岩はフリクションばっちり
金掛沢出合の手前

次から次へ、結構なゴルジュが続く栃ノ木沢 間違いなく、一級品の沢である!

そのどれもが結構アグレッシブで果敢な攻めが求められる。ゴルオヂ先輩の2人は70sオヂサンとは思えないほど軽やかな動きを魅せるが、ポムチムはただのデブなのでたまにヒモで吊し上げられる。コブシ産チャーシューとなった。

金掛沢出合い すごい空間
右手の金掛沢の方が水量が多く見える

Co650付近の金掛沢出合は両岸から滝となっている。仄暗いゴルジュに轟音がこだまする魔境のような雰囲気。

左手の栃ノ木沢本流の滝は水流左から登れるが。結構なヌメりがあり緊張させられる。

越後の沢はヌメらないようなイメージをしている人が多いと思うが、ほぼ例外なく水線はヌメるんですよね。

深さを増すゴルジュ
登れなかったCS4m滝

ゴルジュはさらに深まり、谷底には深い釜を持ったCS4m滝が行手を塞ぐ・・

モーリー隊長が突っ込むも離陸が難しい様子。 3人とも泳いで互いを押し合って離陸しようと奮闘するもうまく行かない。 だんだん寒くなってきて諦め、高巻くことにした。

ここはかなり高くまで岩盤が聳えているため、左岸の樹林から大巻き。 ゴルジュ上へは懸垂下降で降り立った。

沢に復帰! 
見事な側壁

依然としてゴルジュだ。 この栃ノ木沢は完全にゴルジュの沢である。バッキバッキの岩盤なので乾いた岩はラバーが食いつく。爽快!痛快!

6m滝は快適
CS滝は泳いで取り付く

やや開けたのも束の間、大きな淵と圧縮されたCS滝が歓迎してくれる。 この手の滝といえば鶏さんだろう。

気がついたら滝に取り付いていた。 しかし、意外とツッパリの幅が広く、ヌメッた側壁に足を滑らした鶏さんフォール。 幸い、うまい具合に着地して怪我はなかった。 

しかし10月末とは思えないほど水に浸かりまくる遡行だ。 これでも然程寒さを感じさせないブラックメタリクスはすごいなぁ。

ツッパリで突破する
まだまだゴルジュっぽい

うねるゴルジュをハイテンションで駆け抜ける。まだコブシ沢のセクションに入っていないというのに、結構お腹いっぱいになってきたぞ。

良いね〜! 最高の沢だ
左手からコブシ沢が出合う

Co770いよいよ前方に右岸から滝で出合うコブシ沢が見えてきた。周囲も少し開けてきて落ち着いてきた印象。

コブシ沢出合の滝はシャワーで快適に登れた。

開放的なコブシ沢
これもいいね〜 

コブシ沢はとても明るく、開けていてTHE越後! ここで一服を決めて後半戦に臨む。

栃ノ木沢のゴルジュも素晴らしかったが、コブシ沢の景観も本当に美しくて、楽しくてマジ名渓。

すげ〜明るい渓相
モーリーさんコブシを突き上げる

コブシ沢の前半はゴーロがほとんどなく、岩岩しい。 時折、かなり恐ろしいニラバース(貧弱な草付きのトラバース)があり、これもまた越後の沢遡行らしい緊張感だ。

20m大滝は左を快適に直登
大滝上のCSは渋い

Co900沢が右曲する場所には20mの大滝がかかる(地形図一つめの滝マーク)。 右岸が段々になっているためとても快適に登ることができた。

大滝の上はCS滝が複数連続するがヌメヌメで登るのを諦める。 しかし、巻きも結構悪くて的確なルーファイが必要となる。

いよいよ連瀑の始まり
これが!コブシ沢の連瀑じゃ!

Co1050付近からはコブシ沢最大の見せ場である連瀑が始まる。 これには3人とも大興奮! 

この沢てんこ盛りすぎっしょ! 期待値100だったが、もう200超えの内容・景観。 大満足!

本当すんごい
最後の25m滝 地形図上の2つ目の滝マーク

連瀑最後の25m直瀑 右壁には、何年か前からある巨大なスズメバチの巣が未だ健在。 ぱっと見、使われてなさそうだが、注意したい。

この滝も登れるようだが、もうお腹パンパンなので左岸のルンゼから高巻く。 滝上へつながるバンドがうまい具合に延びていてそれほど労せず超えることができた。

この連瀑を終えると沢の規模は一気に小さくなり、ただのヌメるボサ沢となった。このままコブシ沢を忠実に詰めるとかなり長いので、tamoshima遡行図を参考にCo1300で右岸から出合う枝沢(水ほぼ無し)を詰めて登山道へ抜ける。

最後に少し藪が煩わしかったが、 いい詰めルートだった。登山道に抜けると日向山周辺はちょうど紅葉が最盛となっていて沢に続いて2度美味しい。

紅葉真っ盛りの登山道
十字峡に下山しよう

急な尾根道を駆け下って、日が暮れる前に十字峡に無事下山できた。

帰りは中澤ハウスに寄って暫し談笑。晩御飯は小出のラーメンまる井にした ここのラーメンめちゃくちゃ美味かった!!

参加できなかったKCには申し訳ないが、何から何まで最高の1日となった。 ゴルオヂと越後の山に感謝!!

越後にある沢は本当にどの沢も素晴らしいが、やはり栃ノ木沢・コブシ沢も最高の沢だった。前半の栃ノ木沢のゴルジュから、後半のコブシ沢の連瀑。 日帰り沢でこれほど濃密な遡行ができる沢は数少ない。 絶対におすすめできる名渓だった。

もう少し早い時期に狙って、巡視路を使わず栃ノ木沢下部のゴルジュから入渓すればさらに充実間違いなし! 

モーリーさん、鶏さんありがとうございました! また来年、越後の沢に行きましょう〜!

ゴルオヂのヤマレコ記録へGO

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