2018お盆の滝めぐり 後編
2018お盆後半は滝の聖地、紀伊半島へ向かった。
2日先に紀伊入りしているパンダさん、江戸切子さんと合流。
2018.8.17
彼らの紀伊3日目、私の初日は備後川大谷に決まった。
備後川大谷は普段水が少ないが、ここのところ降った雨で水量が増えてチャンスのようだ。
大谷では長い泳ぎや、ロープを用いた滝の登攀など、初めて経験するまともな沢登りだ。
おんぶに抱っこで、ついて行っただけだが非常に良い経験となった。
大谷は滝がこれでもかと連続する沢で一切の中弛みのない名渓だった。
2日目(2018.8.18)
この日は、はんぺんさんも東京から駆けつけ合流。
不動七重の滝のキャニオニングを狙うも水量が多すぎて絶望的、セビ谷等のマイナー案も浮かぶが池郷の支流、小又谷の下部ゴルジュになった。パンダさんの記事を見て感動しない滝マニはいないはずだ。
右岸から懸垂で降りていき、滝の裏にある空間に衝撃を受けた。
パンダさん来訪時の倍はありそうな水量に、まともな撮影は困難だったがここは本当に凄まじいところだった。
まさに知る人ぞ知る秘境の地
滝は3段になっていてそれぞれに顕著な滝壺を持つ。そのどれもが深い緑色をしていた。
ここを下ると谷は穏やかな流れになり、橋の袂に出た。
3日目(2018.8.19)
この日も不動七重を諦めきれなかったが、水量を考えると不確定要素が強く行き場に困っていた頃、颯爽と現れたのは滝仙人ことあっきーさん。きなりは全国から紀伊にくる滝マニアの拠点となるが、まさかこんな風な遭遇もあるのかと驚いた。
あっきーさんは台高の白倉又谷に行くという事でみんなで乗ることに。
白倉又谷はとにかく水がきれい。湧き水豊富で苔が多く緑のとても豊かな沢だった。
左岸からの滝は大量の湧き水。
至る所から大量の湧き水。
美しいチムニー滝。
最後に見た、右又30m滝。
日没ギリギリに車に戻り、翌日は仕事なので風呂も寄らずに急ぎ足で帰った。
奈良を19:00に出て、あまりの疲れでどこかのサービスで爆睡、翌6:00に大宮に着いた。
みなさまありがとうございました。