奥美濃 松谷洞
2019.8.11
カオラースタイルを貫くのか、それとも別の沢に行くのか 四季紅(※郡上市の最強の中華屋)での会議の末にカオレ周辺ではないが僅かに下流の沢「松谷洞」に決まった。(カオラー続行の場合、銚子洞の予定でした)
松谷洞は滝が連続する沢だそうであり、我々滝好きにはたまらなそうな感じがする。本当に滝がこれでもかというほどに出てくる沢だったので滝好きの方には是非オススメしたい。下山は少々難儀する。
暑すぎてほぼ寝られない夜が明けて出発。
浄水場付近に車を駐車すると、早速アブが群がってくる。沢に入っても変わらずアブ、粘り強い蜘蛛の巣に悩まされながらの遡行となった。
堰堤を左から巻き、そろそろ飽きたなというころにY字状の10mが出現。
良い滝です、近くに行くと階段で真正面を登る。
その後はコンスタントに滝を淵が現れ、爽快な沢登りが楽しめる。
開けてくると、12mの直瀑が出現、大きなプールが印象的だ。
流水左から階段状を登る。
巨岩帯を交えながらも廊下状→滝という構成が多く出現し、泳いでよし巻いてよしで楽しめる。
岩は滑るものが多く、フェルトで正解だった。
大きな壁とともに立ちはだかった松谷大滝25m。江戸切子さんの感想に同じく、際立った何かはないが空間としては寛げていいところでした。
滝壺は結構大きい。
左岸巻き、岸壁の切れ目からかなりコンパクトに巻けました。
ここからも滝が連続する。
水は上流に行くにつれてかなり綺麗になってきます。
そして現れたのは、個人的に名瀑である18m?滝 薄暗い廊下は神秘的かつ怪しい深い色を放つ。
この滝を見るだけでも価値があります!
左に巻き道がありました。
2段15m滝は左岸の尾根から登り、少々きつい斜度の樹林帯を降りた(途中に腐った木製の階段とかがある)
そして終着地点となる空滝! なんと滝の姿は左岸壁に遮られ上10%くらいしか見えません。
そして目の前に広がるのは美しい泉、側壁からの湧水を湛えて水温もとても低い。
泉の美しさが際立っていました、シシガミでしたっけ?もののけ姫のあれが居そうな雰囲気。
滝の姿はもちろん正面に周って見ました、気になる方はご自身の目で確かめてください。
失敗半分写真
水は究極に澄み渡っている、魚は一匹も居なかった。
帰りは懸垂を交えて、左岸の登山道を辿ろうとしたが非常にわかりにくく切れ切れだったりするので注意。
帰り仕度もアブとの格闘であり、ついにはヒルさえも現れ、おまけにヤブ蚊が半端なく吸血生物の祭典状態。
もちろんこの日も郡上で温泉、四季紅、ランドリーとかまして翌日はあり得ないくらいマイナーな沢に決まった。少し距離があるのでラステン洞戸へ移動。
この日の夜も暑かった〜!
パンダさん、江戸切子さんありがとうございました!
コメントを残す