2024-05-02
肝属 広瀬川滝沢〜国見平沢左俣下降
2024.5.2
2年連続でGWは九州となった。しかし今年のGWは天気がかなり悪くて行き先の検討に四苦八苦。
今年のテーマは「大隅半島」 この日は肝属山地の広瀬川滝沢を遡行し、国見平沢を下降するというプランに決定。
滝沢は規模の小さな沢だが、終始滝が連続しており平坦な区間が全くと言っていいほどにない。
ハイライトの三面鏡スラブは増水も相まってなかなか迫力のある景観となっていた。
tamoshimaリードで正面の本流を進むが水量も多く非常に難儀 あえて水線を攻めず右から巻くように登れば今回のような水量でも大丈夫と思う。
三面鏡スラブを過ぎると沢の規模はグッと小さくなるが、なおも小滝が連続する。
幼木の簡単な藪漕ぎで黒尊岳の登山道へ抜け、ほんの数分で国見平へ出た。 雲が低くかなり微妙な天気だがこのまま国見平沢左俣を下降する。
国見平沢はナメスラブがかなり発達した沢で、それでいてヌメりも強いため下降には相当に気を遣った。
ナメスラブの両サイドには灌木やシダがたくさんあるため握ってクライムダウンできる。
晴れていればかなりいい沢なんじゃないかな?と思えるスラブ系の渓相、いつかまた天気のいい日に遡行で来てみたいぜ。
スラブ滝群も終わってしまえば、ぐんぐん降りあっという間に周回完了。
半日コースで短いながらも見どころ多くて楽しい周回ルートだと思う。
タグ: 沢
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