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2019-08-04

夏、川浦② 西ヶ洞

2019.8.4

海ノ溝の興奮醒めやらぬ翌日、パンダさんと狙ったのは西ヶ洞。なんでもここには神秘の大釜があるという。

西ヶ洞は長大な渓谷であり日帰りで全てを辿ることはできない、そのため今回の目的地は大釜までとした。

新深山トンネル出口から旧道を少し戻り踏み跡から川浦谷へ降りる、渡渉し少し戻ると西ヶ洞の合流点につく。

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出合からすでに超絶なる美! 谷の最下流かつ上流に巨大なダムがあるとは到底思えない水質。なんじゃこりゃ〜! 大釜への期待はいきなり膨らむ。

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発電施設用なのか?トンネルが出現 上部のダムやこのような人工物がなければ西ヶ洞は日本でも屈指の長大な美渓として名を轟かせていたことと思う。

現在でもそれを感じさせないほどの美渓なのだが。

随所に目を見張る美しさのトロ場や淵が点在する。「前鬼を彷彿させる青やな」とパンダさんは仰ていた。

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大釜までは沢登りというより川歩きと言える、急峻な箇所は一度としてなくどこまでも穏やかで美しい流れが続いて行く。

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廊下状のトロ場では泳ぎもしばしば入る。夏向きの川である、しかしアブーの襲撃はそこそこなので要注意。

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パンダさんが行くで〜と飛び込もうとするが、岩に滑って飛距離ゼロで着水(笑) まさにその瞬間を捉えている。

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前方が開け明るくなるとそこは例の大釜だ、のんびり歩いて2時間少々。

ぐるりと強固な岩盤に囲まれた中には究極に澄んだ水が揺らめいていた。

なんとも形容しがたい色だ、緑、翠、碧 屋久島で見たあの壺の記憶が蘇る。 ここの壺は河原がなく、周囲全てを岩盤が取り囲む、理想的な壺。

事、壺に関してパンダさんの右に出るものは一人としていない、壺の研究家であり探求者であるパンダさんも文句なく美しいと太鼓判。

大げさでなく写真の色なのです。

角度、陽の入射によって変化し、それはまさに蒼であったり碧である。

飛び込んで泳いだけど、本当に深かった。

少し上流を探索した。

この先の景色もとても気になるがそれはまたの機会に。

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ピストンで戻ることとする。帰りは浮かんでる時間が多かった。

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数10m先まで見渡せる圧倒的水質。

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あっという間に出会いに戻ってきてしまった。これもまた夢だったかのようだ。

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私たちは、谷景色や自然風景の美を求めて山へ行く。決して突破などの達成、スポーツ性、競争性は一切持ち込まずただ純粋に美を求め、それを僅かでも伝えられたらという思いや記憶だけでなく画像で残しておこうという思いが多くを占めている。

時に「〜ヤ」(例:沢ヤ、山ヤ、滝ヤetc)とカテゴライズされることがしばしばだが、自分はそのどれにも属さないと思っている。

パンダさんはその先駆的な存在であり多くの可能性を我々の世代に示している。

2日間で多くの感動を得て、奥美濃という山域の無限の可能性をつかんだ 最高に有意義な時間を過ごせました。

パンダさんありがとうございました。

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