飯士山 負欠スラブ他
2020.10.24
楽しみにしていた奥只見でスラブ狩りの予定が、早朝の大雨によって延期にせざるを得なかった。
暇になってしまい、周辺をウロウロすることに。
中ノ岐川の大ナメ 紅葉は最盛を迎えており非常に美しかった。 ただ、大雨のせいで清流のはずの川は濁りきってしまっていた。
帰りに道の横を流れる支沢(ふなくぼ沢と看板があった)を少し入ると驚愕の100mオーバーの滝が姿を現した。
ここにきて晴れ間が出て、思わず棚ぼたの素晴らしい滝景色を楽しめた。
普段は水量が少ないかもしれません。
道のすぐ横にある大滝だが、滝界隈にも全く知られていないと思う。 滝も大きいが周囲の岩盤も大迫力
スラブに行けなかったのは残念だったけれど、思わぬ収穫となった。
2020.10.25
早朝に起きると凍るような寒さ、とても沢に行く気になれず だらだらとどこ行くか考えたがなかなか決まらない。
ひょんなことから飯士山の負欠スラブに行くことになった。
フッカケスラブと様々な記録に書いてあるが、どうやらオイカケスラブのようだ。岩がおいかけでスラブがふっかけな訳ないよね?
スラブは尾根コースを進み、三本目の小さな沢を5分進むと現れる。
帰りに気がついたが、沢を進まなくても途中スラブへの案内がありしっかりと道も整備されている。
最近整備されたのだろうか? 看板の方に進むと1分でスラブ基部につくことを確認した。
スラブはスプレーされていたりと、パッと見かなりゲレンデチック。しかし実際のところ整備されているわけではなく、残置もちょいちょい見る程度。
この日は前日の雨で染み出しがひどく、下部は全面的に濡れていた(普通にナメ滝と化していた)。最初はM氏が先行したがヌメヌメで結構怖い。
途中からは乾いた部分も増えてきた、実際ロープを使うまでもないところが多いけれど、練習のために結構がっつりロープを使ってみた。
左手には負欠岩が見える
ルートは適当にどこを進んでも問題なさそう 潅木に支点にしてみたり 結構な練習になった。
このスラブ、藪が多くてよく全体を見渡せないが、負欠岩に近い左手側の方がスッキリしていることに途中から気がついた。
どこから行けば最も楽しめるのかよくわからなかったが、岩に近づくように左寄りに進むのがいいかも?
我々は中央付近をまっすぐ行ったが、かなり藪感が強い
みやま侍は初のアッセンダー? 最初は楽しんでいたがだんだん疲弊してきたようだ(笑)
時折日が差し、見事な紅葉が一層映えた。
最後はロープを出すのも面倒になり適当に登る。
藪が濃くなってきたところで左手寄りに移動し負欠岩コースに合流した。
藪っぽいスラブだけど割と楽しめました〜
お疲れちゃん。