ヨモギ山
2022.1.2
お正月休暇でひととき、激務から解放された お正月休みは5日間。実家に帰ってゆっくり猫と過ごした。
天気予報を見ると年明けの2日が晴れの予報。 鈍りきった身体だが、行けそうな山を模索していると、M氏がヨモギ山に行って越後駒ヶ岳を見ようと提案してくれた。
ヨモギ山は越後駒ヶ岳から北西に伸びる郡界尾根の末端にある山 郡界尾根といえば、プロフェッショナルの領域で畏れ多くて近付く事すら出来ないがヨモギ山までなら危険もなく行くことができるようだ。
2日早朝、除雪終了先の林道は積もりに積もった雪でラッセルを強いられた。たかだか1〜2キロの林道歩きに2時間ばかりかかる。この時点で精魂尽き果てるが、ラッセルは8割M氏が担ってくれそうな雰囲気なのでついていくことに(笑)
二人ともスノーシューだが膝上までは確実に埋まり、多くは腰まで沈むような強烈なラッセルが続く。
M氏は相変わらず快調に先陣を切って行くが、トレースがあるにも関わらず体重差からか自分が歩くとさらに倍近く沈む。。
しかもここ3年で10キロ以上太った自分はズボンがぱっつんぱっつんでケツと腹がはち切れそうだ。
あと標高差100mってところでようやく締まった雪に変わり、タイムリミットぎりぎりでヨモギ山に登頂した。
ヨモギ山山頂からの眺めは素晴らしい 眼前に迫る越後三山、毛猛山塊、権現堂などの越後を取り巻く山を一望する。
八海山は近すぎてカメラにも収まらないレベルだ
時間があればすぐ先のP1036mまで行きたかったが、かなり消耗してしまい、時間も押してるのでヨモギで我慢することに。
純白の越後駒ヶ岳の神々しさたるや 表現できないような美しさだ
写真で見ると手前のP1036がエチコマを隠していて、あそこまで行きたかったな〜と思ってしまう。
久々の登山であまりの体力低下に驚いたが、M氏の強靭なラッセルのおかげで美しい越後三山を楽しむことができた。
心の保養にもたまには山に行って美しい景色を楽しまなくちゃね