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2022-07-23

安達太良 湯川

2022.7.22

翌日土曜の仕事がキャンセルになって、どうしようかなと思っていたら前川大滝沢へ沢デートに一緒に行った女性からまた沢に行きたいと連絡が来た(それまで一切連絡なし) やはり前川大滝沢でハマったようだ 沢成分が欲しくなってしまったようだ

でも翌日の土曜は天気があんまよくない上に、前川大滝沢の期待値で来られても正直困る。

雨が降ることと、前川大滝沢レベルの沢は日本にそう多くなく、大体はあれの2割程度でも楽しめるんだよと念押しした。

結局選んだのは、安達太良の湯川 下流部は暗いゴーロで何にも面白くはないが、三段滝からは連瀑とナメが続き、非常に面白かった。 しかしヌメリが強い沢で、我々はラバーで来たためやや難儀した。 自分は対処可能なヌメリだったが、女性の方は、人生初のヌメリ沢 相当気が滅入ったようで 途中からずーっと文句ばかりで帰りたい帰りたいと喚き始めた。

霧降滝で切り上げようかと思ったけど、ここまで来たなら上流の登山道が近づくところまで行きたいと、言いくるめたが、ヌメリはどんどん強烈になり、自分でも対応できないレベルになってきた。

ここ湯川の、特に上流部のヌメリは異常だ。有機的なヌメリ成分でなく、ミネラル分でできたようなどこか異次元のヌメリを体感した。 そうなってしまっては、彼女の不満は大爆発 わんわんわんわんと反抗期のガキのようにずーっと文句ばっかり 俺も途中まで励ましたり霧降滝で引き返すべきだったと謝ったり、フォローしていたが、あまりにもうるさいため、途中でシカトするようにした。

そして最後、追い打ちをかけるような事態に 沢のCo1450あたりから登山道に抜けようとしたが、久々レベルの半端ない藪漕ぎとなってしまった。 超高密度竹藪を漕ぐこと50分 彼女は常にヘイトをブチまけることで正気を保ち、なんとかついてきてくれた。 下山路でも10分程度はヘイトに付き合った始末だ。もう彼女は2度と沢に来ることはないかもしれない。。

安達太良の湯川はヌメリますが、三階滝から先は面白くてお勧めできる沢でした 三階滝あたりから入渓して、霧降の滝で終わらせれば半日でも充実の沢だと思いますね 源流部はナメがありますが、7割ゴーロで藪漕ぎも相当なんでマジで行く意味ないです。同行者の機嫌が悪くなるだけですね 帰りに寄った近くの塩沢温泉が良かった!

三階滝
左壁を登る
三階滝中段 
左岸泥壁を巻き気味に通過 やや悪い
三階滝上段 左から巻道
三階滝より上流はナメと小滝が良い
黒ナメだが悪くない
暑ければ泳げるいい区間
ナメがかなり好感触
屏風岩の滝マーク 屏風滝とでもいうのだろうか?
右岸の節理が屏風岩
出合の八幡滝 なぜかクサリが施されている
八幡滝上は圧巻と言えるナメが中の滝まで続く
中の滝も大きなナメ滝だ
中の滝は屈曲する大きなナメ滝
いい滝です
この辺からヌメリ 文句噴出
スライダー滝 
特徴的な姿の霧降滝
たらこ唇の人相のような…
異常なヌメリを持つ源流部のナメ
最後の藪で,彼女は完全に沢嫌いになったでしょう fin
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