奥多摩 塩地谷
2019/6.1
天気はまずまずの予報となった土曜日。
レンタカーを手配してなかったので、電車とバスを使ってどこか行こうと思った。
そういえば、奥多摩に行ってみたい地味な沢があったなぁ、と調べると ドンピシャでバス停から歩いていける塩地谷という沢だった。内容も一人でも問題なさそう。
電車で2時間かけて奥多摩駅につき、登山者しかいないバスに揺られること20分で 「倉沢」バス停に到着。 そこから歩いて30分、「魚留橋」を少し進んだ塩地谷の入渓点に着く。
斜面をおり川に浸かるが水はぬるい。
すぐに見所の地蔵滝が見えてくる。 発達した岩盤が大変に見事! とってもお気に入りの滝となりました。
この滝だけでも見に来る価値がある、美しい1本だ。
滝を見ながらの右岸ザレを登り巻いていく。
作業道にはしっかりとした木橋が架かる。
2つ目の木橋を越したところから沢に戻るとあったので、極力木を掴んで降り最後にほんの僅かだけ懸垂した。 ここは前後で普通に降りれそうで この後も使わなかったので、ロープは持ってかなくてもいい。
ここからの沢は断続的に美しい小ゴルジュと小滝の連続する世界。
倒木などの荒れもかなりあるが、それでも余りある美しい岩盤造形を楽しめる。
これはなかなか凄い!!思ったより何倍も面白いところだ!
難しいところは一つもなく、岩盤を楽しみながら進める。
お魚も泳いでた、「ヤマメ」がいると何かで読んだ。
下部は見どころ満載、上部は見どころが一気に減る。距離はそこそこ長いので急ぎ足だったのが悔やまれる。
次はじっくり岩を観察したいところだ。
門のような5m滝、良い。
一層暗くなる。
斜瀑4m 綺麗な小滝がたくさんある。
8m級の滝
とてもよい一本だが滝壺に倒木が刺さっていて残念。
5m級 左岸が食い込む面白い滝だ。
小ゴルジュの連続が終わると、非常につまらない詰めが始まる。沢枯あたりから一杯水までは300m以上の高低差があり、ここがいちばんの難所と言える。
コース取りにこだわりがない場合、見どころが終わったあたり(確か1100mくらいでもう終わり)で引き返すのもアリだと思う。
私はトレーニング不足を補うため、三ツドッケまで行くことにした。
小さな水溜りに気持ち悪い数のオタマがいた。
黄色い花
苔
黄色い花
伏流してたと思ったら突如水のしみる10m滝が出現、簡単に越せる。
その後、へばりながら一杯水に到着し、登山道を少し歩いて三ツドッケ(天目山)に登頂。ガスガスでした。
下山はヨコスズ尾根から「東日原」バス停を目指した。
登山道は民家の真裏を通ったり、錆びた有刺鉄線がめちゃくちゃ大量にはみ出してたりだった。
「東日原」はおじさま・おばさまハイカーで大賑わい。
15:00時過ぎの電車に乗って帰れた。
塩地谷は良いところです、地味であまり知られていないかもだが見どころもギュッと多く、危険な箇所もほぼ皆無なので一人でのんびり渓谷浴をするには最適だと思う。今回はスタスタ歩き撮影には気合が入ってなかったが 次はゆっくりしながら歩きたい。
そして奥多摩はあと何個か絶対に行きたいトコロがあるんです…
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