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2019-06-23

奥多摩 川苔谷

2019.6.23

天気が悪い中、川苔谷の下降を計画!

※国土地理院地図では「川乗谷」と表記されるが、奥多摩町の看板には「川苔谷」とあった。

川苔谷といえば、奥多摩一の名瀑百尋の滝が思い浮かび、10年前に訪問したことを鮮明に記憶している。

しかし川苔谷、実はすごいんじゃないか?と沢屋の記録をいくつか読むと気付いてしまうのである。

この日は水量も豊富で、聖滝ゴルジュの正面突破は考えられないので、百尋の滝の下から、聖滝までを降りながら観察しようとなった。

最近車では「スピッツ」を流して楽しんでいるが、エンジンが切れるたびにBluetoothの接続が切れてしまい大変ストレスである。

釣り堀に駐車させていただき、まずは百尋の滝へ。

昔は2段の滝だったと聞きびっくり。調べると写真も出てきた。

そして百尋についたら疲れてしまった、ここのところ腹の肥大と体力低下が著しい…

続いては、「長滝」ここはフィックスロープがある。素晴らしい造形の滝、苔もタマラン!!

百尋の滝に訪れる際は見るべし!(むしろ百尋がサブ)

この滝のすぐ下は2mの滝があるが釣り人がいたので巻いてから下降。

5mくらいの滝をスライダーしたり、降りたりしたが途中ハーネスにアクシデントがあり迷惑をかけてしまった。

色々使って思ったことは、とにかく山で使うものはシンプルなものがいいです。

直滝は正面から見ると秀逸な美瀑。

4mくらいの滝、私は飛び込み!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA TG-5

こちらは犬吊しの滝というらしいです。模様が美しい一本。

こちらもなかなか見もの!規模は小さいながら綺麗な小滝が多く飽きさせない内容だ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA TG-5

そして現れる一際でかい滝の下降。これは「3段25m滝」など言われている滝。奥多摩の真なる名瀑の一本に数えられると思う。

江戸切子さん、下段の爆裂する落ち口に戸惑うがほとんど濡れずに通過。

見応えありの名瀑です。

離れると滝の概況がわかる。いやはや名瀑だらけ。

「夫婦滝」8m 遡行の場合、ここの水量が命運を決するらしい。この状態では不可能(?)

懸垂で抜けたが、直接壺に入る形だし、深いからここはダイブ推奨?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA TG-5

そして最後の「聖滝」が始まる!

本流の2条と、湧き水の1条が合わさり神秘的な景色を創造する。

この景色がフィニッシュに待っているのだから本当に面白い。

ここだけありえないようなことになっている。

石灰岩質のゴルジュとのことだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA TG-5 Photo by 江戸切子さん

ここはお助け紐があるといいです。

異空間突入。

下の壺に突っ込む!そんなにやばい勢いではなかった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA TG-5

ここは最高におもしろい、ゴル遊びスポットとしては完璧かも知れない。

入り口の滝を滑り落ちfin

川苔谷下降は本当に盛りだくさん。百尋の滝から始まり秀逸な小滝の連続、大滝、ゴルジュ…1日(半日)でこれだけ楽しめるところはそうそうないと思う。

多少天気が悪くても問題なく、林道も並走していてエスケープ可能で大変にオススメ。

東京の滝に詳しい江戸切子さんも「東京の滝の常識が変わった」と仰るように林道の下にこんな世界があるんだと感じた。

江戸切子さん今回もありがとうございました!

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