神室連峰の魅力
2020.3.7
実は僕、もうじき転勤で仙台に引っ越すんです。
部屋を決めるため、内見で仙台に行く用事ができた。ので仙台民の葛見さわさんに山行きませんかと誘ってみるとokのお返事。
では神室はどうですか?と聞くと二つ返事で快諾!
さてさてあれから一月以上経った、どんな感じになっているのだろうかワクワクドキドキ
葛見さわさんの記録もご一読ください
役内登山口からのパノラマコース、夏道と全く一緒です、雪深く鳥居までしか車で進めないですが林道歩きは30分ほど。
当然ノートレースでラッセルラッセル 幸いそこまで沈まない。
立派に育った雪庇の上を歩いてゆく。ここまでは天気も良く、快晴を確信していた…
神室山は標高1300m台で消して大きな山じゃないが、アップダウンが多く、距離も長い。果たしてどこまで行けるのだろうか。
ガスに包まれた幻想の森に鳥の囀りが響き、山を感じる。
僅かな霧氷
前神室に近づくとガスが立ち込める。あれ?今日は完璧な晴れなはずだったが…
前神室に着く頃には完璧なホワイトアウト、それでも時折ほんの刹那に光が入る、葛見さわさんと相談しもう少し歩みを進めることに。
レリーフピークだったか、一瞬視界が開けるときに進路を確認し休み休み進んでゆく
しかし願いは虚しく、神室山直下に来たときには視界ゼロ。雪庇が割れるという場面にも遭遇しあと僅かな距離だが、無理は禁物だねということで
いつものように踵を返す。
しばらく戻ったあと、立ち込めていたガスが徐々に晴れてとうとう神室山の全貌が見渡せた! 美しい!!
しかしガスが完全に抜けることはなかった、正面奥は山伏岳→高松岳 あちらも魅力的な山だ。
photo by 葛見さわさん
photo by 葛見さわさん
photo by 葛見さわさん
綺麗なお写真ありがとうございます!
見渡す限りに白い稜線、標高1300m級の稜線だと誰が思うだろうか。 日本海を渡ってくる風を真正面から受ける立地にある神室連峰。
その豊富な積雪量が生み出す神秘の稜線。
虎毛山、栗駒山、高松岳 写真には写っていないが、奥には焼石連峰が望めた。
奥深い東北の山々を眺望し、感動がぐっとこみ上げる。
後ろから小屋泊だという単独者がやってきた。
通過した前神室が光っている。
人を比較に神室山
山伏岳→高松岳
レリーフピークまで戻ると前神室が思ったよりも大きく見える。ガスってた時は全くわからなかった山容。
登り返しは億劫です。
神室連峰の美しさよ!
いつも通りというか、やはりというか神室山のピークは到達できなかったが非常に実りのある山だった。
神室連峰はとてもとても美しい。今後ぐっと近くなるので冬は積極的に通いたい山域です。
仙台に転勤すると新潟の山が遠ざかるのは非常に悲しいけれど、行けない距離じゃないし、全然行く。
むしろこれまで遠くて行きにくかった東北の山へも足が伸ばせるのはとても嬉しいです!
そして仙台には気心の知れた友人がいます、これからも楽しみですね。
新しい土地でどんな出会いがあり、どんな山に会えるのでしょうか、東北に大きな希望を感じた神室連峰でした。
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