下北半島をめぐる うぐい滝川
2020.6.25
今年の梅雨は手強い…
去年の梅雨時期は土日になると前線が南下して新潟方面はそこそこ良い天気になることが多かった… しかし今年の梅雨はガッツリ本州をカバーして逃げ切れない。
天気予報と睨めっこしてると、本州最北端 下北半島まで北上すればそこそこ安定しているような気がする…
下北半島といえば、遡行対象で記録が出てくるのはうぐい滝川くらい… 行くかぁ〜!
M氏に声をかけると渋々了解。計画が流れてしまった中澤さんにも声をかけるとギリギリでバスをとってくれて今回の計画がスタートした😜
7.24
下北半島は仙台からでも死ぬほど遠い。早朝に仙台駅で集合し、この日は移動と観光に使った。 仙台からオール下道は骨が折れるので、盛岡まで高速を使って以北は下道でのんびりと北上。 昼に下北半島にたどり着き、ホタテ丼や海鮮味噌焼きで地の物を味わった!
私が食った1700円のホタテ丼は、まぁって感じ(笑)
下北半島まで来たなら、有名どころの観光地は行こうよって事で、まずは恐山へ
500円くらい取られるのは勘弁だが、硫黄がモクモク湧く風景や宇曽利山湖はなかなかの景観だった。
その後むつを回り込んで仏ヶ浦へ、ついたのは16時すぎだが、少し時間が遅いこともあってガラガラ。って仏ヶ浦、思ったより全然観光地化されていなくてびっくり。
仏ヶ浦は行ってよかった、ここにしかないような奇景を楽しみ、中澤さんはクロックスでボルダーを⁉︎ 時間に余裕があるので伸び伸びして本州最北端を満喫。
やたら熱い温泉で汗を流したら、スーパーに寄って半額の刺身とお寿司で宴会‼︎なんの刺身かわからないけど美味い!
うますぎる!
山登りはなかったが、楽しい有意義な一日だった😁
7/25
この日はうぐい滝川の沢遊び うぐい滝川は非常に低い標高を流れる川で、遡行終了点で400mに届かない しかしながら沢の良し悪しは標高の高さに無関係 ダートに気をつけながら朝比奈大橋(大橋と言いながらとってもショボい)の横に車を止めて遡行開始☺️
しばらく歩くとゴルジュチックになり、ツッパリやらヘツリやらで楽しく超えてゆく。
本州最北端の沢だ!!
標高はとても低いが、沢の水はとっても冷たい! とてもとても泳ぎを楽しむことなんてできない…
東北のイメージ通り、美しい渓相が続く 幸い、泳ぎが必須になるところはなかった よかった〜
思った以上に水量もあり、感度良好 真横に林道があるので人工物がどうしても目立ってしまうのはご愛嬌。
白いナメの川底に淡いグリーンの清流が滔々と流れてゆく。 しっとりとした森 川のせせらぎ 鳥の囀り
魚をたくさん見るので、M氏が釣りをしたが、小さなイワナと沢名にあるウグイのような雑魚(ばれた)しか釣れなかった。
沢の雰囲気は最高に良い。天気がもう少しよかったら…!
途中の枝沢で木々の奥に巨大な流水が見えた、滝センサーが反応! ちょっと行きませんか?と寄り道するとびっくり!
50mを超える巨大な滝が現れた! しかもすごく独特な表情… 大きな甌穴のような穴が二つあり、まさに奇瀑
こんな滝があるんだ〜と あとで調べたら多少記録に載ってて、石滝?というそうです 流石に滝マニアも知ってる人いないでしょう…
滝下はボサっているが、名瀑といって過言ではないでしょう 遠目に見て60mはある
少し長いゴーロと巨岩を超えていくと、ガラリと岩質が変わって二口感(行ったことない)あるナメゾーンが続く。
ナメ
2段のナメ滝 癒される…
個人的に黒いナメよりやっぱり白いナメが大好き
クライマックスは長滝というながーいナメ滝 下段は多少のぬめりに気をつけて
上段は真ん中で右に横断し、直上 と思いきや私だけ藪から巻いた(笑)いや〜中澤さんはともかくとして、M氏にも度胸、泳力、登攀力で完全に突き放されてます
長滝の上も滝が連続して、一つ引っ張り上げてもらった😅 あれ?足引っ張ってる?(笑)
ぬかるんだ廃道の橋に出て遡行終了!
朝比奈大橋6:45-石滝9:47-長滝10:40-林道の橋11:00-朝比奈大橋12:15
たっぷり遊べて半日行動! 帰りは薬研温泉の晃山楼で完璧に〆る! 素晴らしい女将さんの人柄とお湯なのでぜひ寄りましょう
下北半島大充実の休日でした〜😄
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