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2019-05-26

足尾 ウメコバ沢〜仁田元沢

2019/5.25、26

仲間の葛見さわさん、Mさんと足尾を遊ぼうということで計画した。本当はもう少し人数を集めようかと考えたが、テン場等の関係でも4人、5人が限界と思っていたが、3人となった。

2週連続の銅親水公園、ここに来るのは計8回目か。足尾の理解は徐々に進みつつある。

 

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いい天気で申し分ない。

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今回は活動に余裕があり、自身の歩荷トレも兼ねていたので、お酒を7缶+缶詰のつまみを多めに持ってきた。

暑いので早速冷やすが私以外誰も飲まなかった。

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Mさんは渓流釣りを嗜む。ウメコバ沢のF1で糸を垂らすも反応なし。

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続いて少し進み、小足沢の出合にある綺麗な淵へ移った。ここはぜひ皆に見て貰いたい所だった。

イワナらしき魚影が多数あり、期待するが残念ながら釣れず。まるで嘲笑うかのようにのんびりと泳いでいた。

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ここから先は小さく巻きながら進める。水路状になってキレイな景色。

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奥に見えた滝まで行ける。この滝は足尾中の滝の中でも非常に美しくカッコ良い滝だ。メインカメラを担いで来なかったのが悔やまれる。ま、またいつでもこれる。

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高さは20m前後か、チョックストーンが挟まり、左岸は絶壁 足尾必見の一本だ。

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私とMさんは懸垂で下るが、葛見さわさんはハーネスを未装備できたので気合いでロープを握って降りてきた。

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葛見さわさんといえば、滝壺遊泳だろう。少し寒そうだが存分に泳いでいた。この綺麗な壺を気に入ったようだ。

20代の遊びもちゃんとやる。しっかり陽が届くとこの壺はとても綺麗!

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戻ってウメコバ沢へ入る、F2CS滝はやっぱりカッコイイ! そして水がとってもクリアな青だ!小足沢は深い緑がかった色だがウメコバ沢は透明感の強い青、いやー面白い。

皆さん大いに喜んでくれた。

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あ〜癒される!

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Fナンバーはないがこの小さな滝も綺麗な壺を持つ。

ドデーン!とそびえるF3  この滝も堂々としたカッコイイ滝。超逆光でこのアングルばかり。

滝目当てで楽しむ場合、2日用意して1日目小足沢の大滝〜下の滝を見て適当に泊、2日目にゆっくりウメコバ沢の滝を楽しみながら詰め、中倉山経由で下るとイイかも。下山に石塔尾根を使うとさらにスリリングで楽しめそうだ。これは来年に今年来れなかった人を交えてやろうかな。

F3の巻きは左岸の枯沢から、木が沢山生えていて容易。

見せかけの高度感のある写真が撮れる、映えスポットだ。

この景色は本当に本当に素晴らしい。鉱毒被害による副次的なものなのかもしれないが、他所では決して見れない風景。

F4は完全に逆光の影の中で写真にならないので、適当に整地しテントを出したり、ツェルトを設営。

んで飯&酒の時間、ちょっとつまみが多過ぎで燃やしたりした。。

山で酒を飲むこと(そもそも酒を飲むこと)が少ないが今回はたっぷり飲み、とても楽しかった。

これも山の楽しみ方の一つなのかもしれない。酒は重いが余裕のある時やトレーニング的な時は欠かさず持って行こうと思った(笑)

私は焚き火初だったが、薪を集めなかなか長く楽しんだ。

星が綺麗な夜で、ダラダラ喋り楽しい1日目の夜は更けていった。

翌朝、F4に完全に陽が回るのは待てないので、中途半端なところで撮影は終わった。この時期は10時にもなれば良い塩梅だと思う。

いやいや良い天気で離れる相当苦しい思いだったが、いつまでも待ってはいられない。

何度でも見たい素晴らしい滝だ。

階段状の岩を登れば、ピナクルの上に立って全景が見える。あ〜次は順光まで絶対まつぞ〜 上にも数段あるのが見て取れる。

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F4も滝のすぐ近くにある左岸のルンゼから巻く、途中メンバーがはぐれてしまうが無事につながった。

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巻き途中もやっぱり絶景だ。

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うまく繋げていくと、F5 目測10mくらいが見える 下まで簡単に行けるが、そのまま左岸を歩いて巻く。

高く巻くと沢に復帰するのが難しそうに見えた。ポイントはF5が見えたらF5の落ち口を目指すことと感じた。

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F5の巻き 写真だとなんだか大変そうなところだが、足場はしっかりしていてトラバースが苦手な私でも余裕だった。

F5を超えるとまたもドデン!!とF6が出現! 25mくらいか?これもなかなかどうしてカッコイイ滝だ。

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振り返るとイイ景色だ、アルプスの渓谷景色のよう。見たことないが(笑)

ウメコバ沢の滝はどれも本当にかっこよい、沢にかかる滝全てが1級品の滝なんて珍しい気がする。

F6の下段は右から階段状をのぼる。(photo by Mさん)

上段は私が左岸を登り、しっかりしたボルトがありビレイ。葛見さわさんはファイト一発系のユマールでシャワー、Mさんはしっかり結んでシャワーで超えてきた(photo by 葛見さわさん)

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F6落ち口

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F6を超えたらあとはのらりくらり詰めるだけ。

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源流部は苔の茂る魅惑の世界。

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ウメコバ沢を忠実に詰めると、庚申山から北東に伸びる中倉尾根上にある1821の東100mのコルに出る。

ここで時間の都合により葛見さわさんは中倉山から下山することに。私とMさんは仁田元沢の下降に移る。

仁田元沢へは、コルからまっすぐ直進し仁田元沢左岸の支流に入り合流する。

小ぶりだが良い滝もある、そして上流部は魚影が濃い。

Mさんには下流で釣りをしようと提案したが、上流部で釣りをさせてあげればよかったと後悔している。

私は手掴みで小物を捉えたが、途中で抜けてしまった。

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仁田元沢も水がとっても綺麗!

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渓相は本当に良い。

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下流部で釣りをしたが、釣れなかった。Mさんは少し悲しそうだった。

ちょっとした滝は下流部に多くある。

仁田元沢の景観では、下流部の左岸から支流が10m滝となって合流する箇所が大変に美しい。

ここは本当に綺麗で光が届いてる時にきてみたくなった。

北アルプス的な風情がある(北アルプスの沢未訪問w)

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最後は興ざめ甚だしいスリットダムが現れ終了。仁田元沢の林道を歩いて1時間で銅親水公園へ帰還した。

ウメコバ沢、仁田元沢どちらも難所は少ないがとても綺麗で見どころが多く、遡行→下降という活動のなかでとっても初心者向けの良いところだと思った。ただ、滝の良さを最大限に感じる活動にする場合、仁田元沢の下降を中倉山下山にし小足沢、ウメコバ沢をじっくり楽しむのがベストだろう。

こじんまりながら大満足な活動になりました、葛見さわさん、Mさんありがとうございました!

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