お手軽ハイキング 放山
2021.2
頸城の展望台である放山(はなれやま)はシャルマン火打のリフト(1回500円)を使って最上部まで行けば1時間程度で絶景を堪能できる最高のお手軽ハイキング。
笹倉温泉方面からもリフトに頼らず登れるが、相当なラッセルになること間違いなしな条件だったので、恥ずかしながらリフトのお世話になった。
せっかくのスキー場なのでスノボーの板を担いで管理室の横にデポさせてもらう 帰りは一本滑って帰ろう
管理室からはトレースなく、放山に向かうのは本日1人目のようだ。
ごく僅かな距離だがラッセルが堪える。
樹林帯を抜けるとあっという間に別天地へ、可愛い霧氷と滑らかな純白の雪面が手招いている。
僅かな木が茂っている所の奥が山頂だろうか、既に左手には火打山、焼山が堂々と見えているが、目の前のこの尾根も実に可愛らしい
北側には鉾ヶ岳 標高にして1300m台の低山だが、登頂難度は3000m峰の冬山よりも高いだろう。また日本最高難度の沢である滝ノ内沢を秘めている。
後ろを向くと、この辺は何と呼ぶべき山域なのだろうか、大毛無山や不動山が見えているのだろうか。
こちら側もなかなかに興味深い山域だね
さあ見晴台に到着、割と序盤から見えていた焼山だが、ここに来るとそれはそれは美しい!!
たった1時間のハイキングでこの超絶絶景! これこそ日本の絶景と呼ぶにふさわしい山岳風景が目一杯に広がる。
左から火打山→焼山→高松山→昼闇山 神々しすぎませんか!
こちらは海谷山塊方面 高松山 昼闇山ときて鉢山 阿彌陀山 烏帽子岳 思わず息を飲む風景だ
頸城・海谷の峰々は異様といか表現出来ない特異な姿の山が多い、これはかつて海底火山の活発な活動と急激な隆起に起因するものらしい。ソースは「富山起点!楽しい山登り」
阿彌陀山(双耳峰)と烏帽子岳
この山もこの時期に登るのは非常に困難であろう。日本の山の奥深さは1000〜2000m級の山に集約するのかもしれない
そういえば、マイナー12名山に頸城海谷からは1座も選ばれていないが、どう考えても阿彌陀山は選ばれても良い気がする
あまりに心地よいのでしばらく尾根周りをウロウロ…
う〜ん!!最&高!!
霧氷も良い 沁みる いつもこんなに穏やかな気持ちでいられたら人生幸せなのにな…
焼山のボス感はすごいが取り巻く高松山、昼闇山も名峰です
焼山からは溶岩流によってできた地形がはっきりわかる、北面台地と呼ばれ山スキーのメッカらしい。
焼山は噴火活動をしている活火山
三脚があったので自撮り
あまり触れてなかったけど、焼山の左手にあるモサモサした山は火打山 頸城山塊の盟主で秀峰だが、放山からはいまいち冴えない角度だった。
何度も同じような写真を撮ってしまう 絶景を堪能したので、スキー場に戻りましょう
トレースを追って一人スキーヤーがきていたが挨拶しても無反応
最高のロケーションにあるスキー場 シャルマン火打 スノーシューやストックを全部ザックにしまってボードで下ってゆく
思ったよりも傾斜が強くて何回もこけた
駐車場に着くと朝はガスっていた鉾ヶ岳が輝いていた。
シャルマン火打9:00-放山10:15-12:45-駐車場13:30
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