御神楽岳 湯沢奥壁ダイレクトスラブ
2022.6.4
久々の中澤さんとの山行! 今日は、雪渓利用で御神楽岳の中枢、湯沢奥壁のスラブ登りをすることにした!
湯沢奥壁はルートが複数あるが、距離やラインから考えてもダイレクトスラブが花形なんだと思う 以前に栄太郎新道で下山した時に見た湯沢奥壁はとてもとても簡単に登れる代物に見えなかったが…果たして
湯沢と広谷川の出合いスモヒラから、湯沢に入り15分も進むと大きな雪渓が出現 チェンスパを履いてサクサク進む。 たまに思った以上に傾斜があるところも 途中雪渓が切れていたところも問題なく通過 珊瑚クラックがいまいちどこだかわからずに歩いてしまった。中央稜では猿が強烈な威嚇の声を発している・・
周囲の景色に圧倒されていると、ダイレクトスラブの取り付きに当たる「門」が見えてきた
雪渓の最後は少し薄くて怖かったが、無事に上陸した スラブになるところまでは、雪渓の残骸の藁が斜面を覆っており存外悪い… 20mほど登ると安定した岩場に到着。 ひと休憩! 分厚い雲に覆われおどろおどろしい雰囲気だ!!
門は、少し傾斜が急な岩場だが、問題なく通過する そのさきはどこまでも続く快適なスラブワールドだ! 鉛色の雲が残念だが、素晴らしい景観! 大好きはヒメサユリも咲いていて気分上々〜
スラブは前ヶ岳南壁スラブなどよりも傾斜が緩く そのほとんどが歩いて登れるレベル 第2の門の地形でも高度感はすごいが問題なく登れる その上も果てしなくスラブが続く 高差500mに及ぶスラブ登りは初めてだ〜 日も差して最高♫
いよいよ長かったスラブも終盤 中央スラブを眺めていると上部から巨大な落石が発生していた!凄まじさに呆気にとられる。。 あんなのが降ってきたら終わりだわ…
徐々にスラブはボロくなり、左側のリッジに逃げるように進む ほんのわずかな藪漕ぎで湯沢の頭へ無事到着!
湯沢の頭から御神楽岳へはまだ歩いたことがない区間だったので、ピークハントに向かう 山頂ではガスも晴れ、南会津から下田川内の山までぐるりと見渡せた〜! 相変わらず栄太郎新道の下山は疲れるな〜 でもヒメサユリがたくさん咲いてて可愛くてたまらない 湯沢の景色も圧巻! ほへ〜
下山後は、いつものみかぐら荘でサクッと風呂 飯はもちろん桃園楼で!! ここの大盛り+100円は1,5倍くらいになるので要注意だぜ 中澤さんお疲れ様!! また遊ぼ