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2021-03-07

融雪進む 音動岳〜真昼岳

2021.3.7

3月に入り、残雪期という時期に入った。

今回は葛見さわさんをお誘いして、真昼岳に行ってみた。

真昼岳は、真昼山地と呼ばれる岩手・秋田県境に南北50kmにわたって続く山脈の南部にある標高1059mの山。

北部の和賀山塊も真昼山地に属するので、なんとも線引きが難しいが和賀川を囲む尾根(鹿ノ子山)より以北は和賀山塊、以南は真昼山地と勝手ながら解釈している。

真昼岳は標高1059mと完全な低山の領域にある山だが、その佇まい、山容は雄大そのものであり、古くからの信仰の対象となっていた山のいうのも納得。

中川原地区の集落を過ぎても除雪は進んでおり、なんと登る予定の尾根のすぐ手前まで車で入れた。

尾根は融雪が思ったより早く進んでいて、雪が切れているところが非常に多い。

また、Co550まで地形図に描かれていない林道が走っていて、尾根を歩くよりも林道を行った方が良い。

まだ3月も第1週だと言うのにこれほど雪が少ないとは、今年の雪消えは早いかもしれない。

植林帯を過ぎると美しいブナ林が現れた。

Co800からは開放感抜群の尾根道になる いい景色〜

氷化した急斜面を藪とピッケルを使いながら登り切ると音動岳の広い頂上へ。

雲の支配が強く、雪もやっぱり少ないがとても1000m少しの低山とは思えないロケーション。

goodな山だ!

植物についた霧氷も良い感じ

もう少し雪の多い2月に来れば大変コンパクトにまとまった楽しい山行ができそうだ

和賀方面も厚い雲が覆っている。

真昼岳へは少しの下りと上り返しがあるが、すぐ近くだった

薮が完全に出ているが、眺めのいい山頂だった。

少し休憩していると雪もちらほら降ってきてしまった。

冬道の尾根を下る

尾根の下部は雪切れが進んでいて薮が出ている。快適とは程遠い…

善知鳥川(うとう川)の堰堤、幅200mくらいありそうな巨大堰堤

美里の町から見る真昼岳 気に入ったのでまた行こうと思う。

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