2020-05-05
淀川中俣
小楊子川下降を断念し、1日空いたので最高の美渓と名高い淀川に行くことに。
淀川小屋からではなく、淀川登山口から少し進んだ枝沢より下降して入渓した。
登山道より藪沢を下降して15分ほどで淀川に出会う。
かなり綺麗な渓相。
時折小ゴルジュを超えて進むと、吊り橋の先までずっと長い瀞が続く。
写真にするとごちゃごちゃするが、実際目の前にすると驚愕の美渓。
屋久島に精通した沢ヤさんが「地上で最も美しい」と評価していたが、大げさではない。
淀川という名称通り、瀞場はほとんど流れがない。
小ゴルジュは左から巻く。
象徴的な苔ゴルジュも見事!
ポットホールなんかは随所に見れる。
水は透き通りすぎて、水深がよくわからない。
とにかく癒しの景色が続く。
大きな滝はない。3〜5mの滝が点在し、基本ぬめりが強い。
沢登りというよりは癒しの沢探索だが、他のどの沢よりも屋久島らしさが凝縮されてるのではと思う。
詰めの方の7m滝
ヌメるので、左の灌木をつかんで巻く。
ボサってきたあたりで花之江河へ続く登山道に合流。ついでに15分寄り道で豆腐岩のある高盤岳へ行った。
時間に余裕があれば、石塚小屋沢やビャクシン沢などと繋げるとより充実すると思います。
高盤岳で休憩 かなりのパワースポット感を感じる。
登山道で荒川登山口へ下山。
一面の苔世界と静謐な太古の森を流れる淀川。生命の根源に触れるような体験ができる神秘の沢でした。
M氏お疲れ様でした。
タグ: 沢
関連記事
コメントを残す