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2021-05-30

足尾で沢遊び② ウメコバ沢-中倉尾根

2021.5.30

三沢出合いでの幕営はとっても快適で、一度も目覚めることなく爆睡

朝は具たたび焚き火にあたりまったりのんびりと準備

自分は糞の切れが悪く、大キジ3回かまして遅れて出発

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ウメコバ沢の出合にある大岸壁 いやすんごいよこれ 関東最大の壁なんじゃないかと思うけどどうなんだろうか

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予定通りウメコバ沢へ入る 3回目なので右壁のフィックスを使わず水流を直登 するとF1の上段というのだろうか、2mほどの滝があった。

右から問題なく登れ、フィックスを登ったメンバーと合流

F2は水量少なく、釜も埋まっている 以前はとても綺麗なところだったが、なんだかさっぱり魅力がないため写真も撮らずに巻いた。

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この滝はF3と言うべきなのだろうか? 7m程度あり間違いなく滝に分類される代物だ 左壁を快適に登る

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金色に輝く正面壁 3度目でも色褪せることのない絶景

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黒く燻んだ大岸壁と新緑から一回り濃くなった木々の緑が調和している。

この景色は、足尾の地に起きた様々な物語を今に伝えるもの 正直言って歴史とか背景とか興味ないタイプなので純粋にすげーって感じ

要塞のような重厚な30m大滝 上部に8mくらい隠れている 今回は滝身に朝日が当たり輝く姿を拝むことができた。

この滝は定石どおりの左岸ルンゼから巻く ルンゼを30m程度登ると、左手にバンドがありそこを辿ると途中から灌木を挟むと眺めの良い岩稜に出る。

懸垂下降なしで沢に復帰できる。

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見晴らしの岩綾

沢に戻るとすぐに50m滝 下からでは30m程度しか見えないが上部に更に20m続くウメコバ沢最大の滝だ。

この滝の特徴は何と言っても屏風状の右壁 上写真のように角度をつけるとピナクルを従えたかのような姿を見せる。

ウメコバ沢を象徴する唯一無二の景観

滝の前で休憩を挟む この滝の流水左を登るのが沢ヤとしての醍醐味のようだが いや〜 全く、全く無理です!!

水量はかなり少ない感じだが、いつになく日当たりがよく キラキラ輝く姿にうっとり

巻きは3人のいる右側のルンゼ 落石が非常に頻発するところであり、狭く避けようがないので慎重に通過を心掛けたい

ドローンを飛ばして遊んでみる 久々のドローン 強風が吹いていてうまいこと行かず、操作も忘れてしまった(汗)

ウメコバ沢 F4(30m) F5(50m) F7(20m)と続いているの にしてもなんじゃこりゃ〜と言う景色

ちなみにウメコバ沢のFナンバーは記録書く人によってまちまちなのであんまり気にしないでください

F5はこんな感じで全6段くらいの滝となっている 下から見えているのは半分くらいなんだ

F4、F5空撮

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ひとしきり遊んだら高巻き開始 みつみが誘発させた落石が葛見さわさんの腿に直撃 思わずうっ!!と言ってしまうような当たり方だったが、幸い大きな負傷もなく進むことができた。 落石は本当に危険だ、特に脆いウメコバ沢では常に落石に気をつけていなければならない。

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ちょっとルート取りが悪く高度感のあるバンドの登高で落ち口を見下ろすところに出た。

うまくいけば難なく越せる巻きなのだが、すっかりどう行ったか忘れてしまった。

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広いバンドに出れば、バンド沿いに落ち口を通過してその上流のF6もそのままパスできる

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F6はまだ近くでは見た事がなかったが、わざわざ降りるのも面倒だったので巻いてしまった。

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足元のはっきりした巻きで苦労しないと思う。

F6の上からは一気に松木川へ高度を落とす眺めが爽快!

続いてF7  ここ最高 個人的にウメコバ沢で一番お気に入りの区間

下段は右壁から容易に登る

見下ろすとこんな感じ

上段は左壁に沿って行く 最後は水流右が直登ルートだが、ここで弾かれると怪我する可能性がある

自分たちはいつも水流の2m下方にある右壁チムニーを登り、後続をビレイする感じにしている。

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過去にあった残置ハーケンは抜かれて無造作に捨てられている 代わりに真新しい軟鉄ハーケンが打ち込まれ、ピナクルとハーケンで支点を取って後続を迎える。

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ここを超えれば、ゴーロが源頭までずっと続く様相へ変わる。

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広葉樹の明るい森の奥は荒涼とした禿山 この極端な二面性もまたウメコバ沢の魅力かもしれない。

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源流付近は苔がびっしり生えて、緑豊かな森の中を流れる 下流部とは対照的な様子が実に面白い。

詰めまでは意外と長く、飽きてしまうが源流は冷たい水がこんこんと湧くThe 源流的なところ 水をがぶ飲みしたら中倉尾根へもう一踏ん張り。

中倉尾根の眺めは最高すぎっっっ!

沢入山へのアップは精神的に参るところだが、最高の展望に後押しされてなんとか頑張れる

綺麗な景色なんだけどねー、くそなげぇ〜 稜線の先にあるピークが中倉山

ここはナミヘイピークかな

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中倉尾根での下山もまぁまぁ距離がある ちんたら歩いていると先に歩いていた葛見さわさん・M氏とはぐれてしまった。

みつみはGPSアプリもなんにもないので、確認すると知らぬうちに登山道を逸れていた。

あれーと思っていると、後ろからウメコバ沢を単独で登ってきたと言う方と遭遇。お話しするとなんとこの粗末なブログを読んでくださっている方で、一緒に下山することに。

風呂はやしおの湯 ここはかなりコロナ関係にうるさくて緊急事態宣言が出ている自治体の住民は追い返されるので注意されたし!

飯は日光の香楽と言う中華 ここはマジで名店!!! 小さなお店で立地も半端なく分かりにくいのだがまーじで美味い

付いてくる卵スープのかき卵の量が凄い 過去最大の卵量

チャーハンウメ〜〜〜〜〜〜!!

全部美味いぜ!

100点のお店ですわ!ちなみに日足トンネルの足尾サイドにある秘境の中華栄山も美味いらしいぞ☆

3度目なんで書くことも特になく、内容激薄ですすみません 言いたいことは香楽はマジ美味い!ってことです

ウメコバ沢は見所多く楽しい沢です、詰めの長さにはうんざりですが中倉尾根・仁田元沢下降どちらを使っても日帰りできるのでオススメしておきます。

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